2011年1月25日火曜日

卒業写真:3年D組


【渥美先生】
渥美先生は四月に松の木中学へ来たばかりです。
三年D組の担任に決まり、僕らと顔をあわせた早々「おれはインド生まれだ。」と言われてまずびっくり。
とても明るい先生で親しみやすいタイプである。
今までおこられたことは二度か三度しかない。
それもたいてい次の日に「きのうは頭にきて悪い事をしてしまった。
血圧が上がるからあまりおこらせないでくれ。」などと言われると僕らが先生をうらんだことを悔やんでしまう。
先生の性格は名前のとおりあつみがあっていつも落ちついている。
一口に言って徳川家康のようである。
ニックネームも家康のことが何とかおやじといわれるごとく、その何とかでとおっている。
ともあれ先生は僕たち一人一人に対して大変心配してくれる。
そして勉強のことなどいつでも僕たちをはげましてくれる。
ひまな時を見つけて何回も個人面接を行い、絶えず僕たちの成績を注意されている。
僕たちの沈んでいる時は笑いを与えてくれ、僕たちが自信を失なってしまったときはファイトを出させてくれるのはいつも渥美先生である。
そのまじめな顔、そのおこった顔、そのどれもが僕たちの心のろうそくとしていつまでも燃え続けることでしょう。
(H.Y記)

0 件のコメント:

コメントを投稿